2013/02/03

暗号解読(上・下)


サイモン・シン 著
青木薫 訳

Amazon.co.jpで詳細を見る



戦争時に相手に作戦がバレないようにするとか
インターネットでメール本文やクレジット情報がバレないようにするとか
暗号の発達には戦争とインターネットが大きく関わっていたようで。。

暗号が生まれた紀元前から現在に至るまでの歴史が丹念に書かれています。
特に面白かったのはドイツ軍のエニグマをめぐる暗号作成者と解読者の戦いとか
インターネットを便利に運用するために必要だった公開鍵暗号の発見に至るところ。
相変わらずサイモン・シンって人はこの辺りをドラマチックに読ませるのが上手い。。

今、それなりに安全に利用できているインターネットの情報のやりとりも
量子コンピューターが出来てしまえば一瞬にしてダメになってしまうらしくて。
IDやパスワードをどれだけ長くしても、どれだけ複雑にしても
理論上、数秒で解読出来るなんてスゴ過ぎるけど
そうなればまた新たな暗号が生まれて、それを解読して・・・の繰り返しでしょうね。
そもそも量子コンピューターが出来るのかが問題ですが。。

でもやっぱり生きてるうちに見てみたい。
世界が一変する瞬間を。。