2016/04/09

宇宙はどうして始まったのか


松原隆彦 著
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相変わらず今回も宇宙モノです。
宇宙に関しては今まで色々な本を読んできましたが
本書はそういった本の「概要をまとめた」という感じが強いかなと思います。
過去から2015年の執筆時点で分かっている最新の宇宙論までを
数式を使わずあくまで言葉で解説しようと試みていて読みやすいです。。

個人的には量子論の所が興味深かったです。
「同じ条件下で実験を行っても行うたびに結果が異なり
人間の直観が全く役に立たない偶然性に左右されている理論」だそうで
どうりで訳が分からないはずだと妙に納得しました。
そんな曖昧なモノが物理学の重要な理論なのかと驚きます。

著者は分かっていないところは分からないとハッキリしているし
「数式無しの説明で全てを正確に伝えることは出来ない」と言っており
なんだか好感が持てます。
宇宙論についてのガイド本のような形なので
宇宙に興味を持った人が最初に読んでみるのにも良さそうです。

南極点に立つとそこから先は南が無いということに気付いた一冊。。